漆芸分野
黒漆菱七宝繋螺鈿伽羅箱
深い被蓋造りの蓋と身の側面は朱漆塗り、他は黒漆塗りで蓋表中央に菱形文で飾ります。
黒漆雲龍鳳凰螺鈿長文箱
文箱は、手紙や書状などを入れる細長い箱で手紙などを送る時にも用いられます。
朱漆梅月螺鈿六角盆
老梅樹と三日月が螺鈿で表された六角形の盆で中国の画題として良く用いられます。
朱漆寒山拾得螺鈿四方盆
朱漆に螺鈿で中国唐代の画題で寒山拾得の図が表された四方盆です。
朱漆牡丹巴紋七宝繋沈金足付盆
朱漆塗りに沈金で文様が施された丸い足の付いた盆です。
緑漆牡丹唐草石畳沈金膳
角切の膳で底に低い足が付きます。
朱漆山水人物沈金足付盆
御玉貫(酒入れ)や食籠をこの盆の上にのせて祭事に用いました。
朱漆花鳥沈金膳
入角の膳で、見込み中央に沈金で双鳥や牡丹、岩が表されています。
緑漆鳳凰雲点斜格子沈金丸櫃
丸櫃は国王が任命した神女に与えられ、勾玉の首飾りを入れていたようです。