会期:2023年1月29日(日)~6月4日(日)

ウルシノキの樹液である漆は、美しい光沢や丈夫さから、人々の身の回りの品々や工芸品に使われてきました。漆の文化はアジア特有のもので、それぞれの風土に合わせて材料や作り方が発達しました。
中国や日本などの大国と交易を行っていた琉球王国も独自の発展を遂げ、漆器は交易品として重要な役割を果たします。こうした交易品や生活の漆器はどのように形を作り、どのような色や文様で飾られたのでしょうか。漆器鑑賞の入門編として琉球漆器の歴史に加えて漆器の基礎となる「色」「形」「文様」の3つの要素に注目して紹介します。
ギャラリートーク
会期中、毎週日曜日午後2時より開催します(要当日券)。
※イベント等は状況により中止・変更する場合があります。
会期 | 令和5年1月29日(日)~6月4日(日) 午前9:30~午後17:00(金曜日は19:00まで) |
会場 | 浦添市美術館 常設展示室 |
観覧料 | 一般300円、65歳以上240円、大学生200円、高校生以下無 |
常設展関連イベント スペシャルギャラリートーク
「おしえて糸数館長!漆芸の幅広い表現力の凄さと魅力について」
漆器製作者でもある糸数館長の視点を通して、漆器はどのように形をつくり、どのような色や文様で飾られたのか展示作品の見所や技術技法など、わかりやすく紹介してもらいます。
講師 | 糸数政次(浦添市美術館 館長) |
日時 | 令和5年2月12日(日)午後2時~午後3時30分 |
会場 | 浦添市美術館 常設展示室 |
観覧料 | 常設展当日観覧チケットが必要です |
常設展関連講座 「沖縄の木と日常の漆器と琉球漆器」
木漆工とけしのお二人から、復刻作品「白檀塗楼閣山水箔絵湯庫」のお話と、沖縄の木・日常で漆器を使う話を伺います。おうちにある漆器を気軽に日常遣いできるようになる講座です。
講師 | 渡慶次弘幸/渡慶次愛(木漆工とけし) |
日時 | 令和5年3月5日(日)午後2時~午後4時 |
会場 | 浦添市美術館 講堂 |
観覧料 | 常設展当日観覧チケットが必要です |