(しゅうるしぼたんからくさついきんくら)

製作地琉球
製作年代18~19世紀
技法堆錦(ついきん)、沈金(ちんきん)
前輪高33.1cm 居木長:41.5cm

全体が朱漆で塗られた馬の鞍です。前輪(まえわ)と後輪(しずわ)には、堆錦で牡丹唐草文が表され、縁は沈金で二重廻線を、木口面には沈金で七宝繁文が施されています。鞍は金奉行の鞍打細工と貝摺奉行所が分業で製作していたと思われ、琉球国内用だけでなく献上品にもなりました。