(しゅうるしかちょうついきんらでんかけばん)

製作地琉球
製作年代18世紀
技法堆錦(ついきん)、螺鈿(らでん)
サイズ高さ:163cm 幅:20.5cm 厚さ:2cm

朱漆の掛板です。梅の木に止まる雉と、薔薇の花を堆錦で表し、周辺を細かな花繋ぎ文の螺鈿で飾っています。梅の古木の幹は、柔らかい堆錦に凹凸を付け表情を出し、雉の羽は色違いの堆錦餅を重ねる事で写実的な表現となっています。中国明代の花鳥画にも通じています