(くろうるしかちょうらでんはくえみつだえうるしえぼん)

製作地琉球
製作年代18~19世紀
技法螺鈿(らでん)、箔絵(はくえ)、密陀絵(みつだえ)、漆絵(うるしえ)
サイズ高さ:3.7cm 直径:36cm

複数の技法(箔絵・密陀絵・漆絵・螺鈿)を用いて文様を効果的に配した優美な盆です。見込みに芙蓉や蘆の葉、一対のカワセミが描かれ、縁は牡丹、蘭、梅、椿のモチーフで埋め尽くしています。中国では「蘆」は「路」と同音で一路栄華(永く栄える)を意味する吉祥文です。